ドリーミー

また企画の、頂きました。私のとっての淳ちゃん(?)、Keiからです。
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NANA(作:矢沢あい)の登場人物の誰に感情移入して読んでいるか、というテーマなのですが…。
 ネタ元はこの方。


 私の話をする前に、学校で友達数人(女)に聞いてみたところ、半数が


「特に誰に感情移入するってことはなくて映画みたいに読んでいる。」


と答えたということを強調しておきます。8人聞いて、残りの4はハチ2、NANAに2、です。意外でしょ?私のまわりは職業上なんだけど、仕事(現実)を生きる女性にはこういう人は意外と多いんじゃないかな。しえの日記の読者には少なそうだけど…。うまく言えないけど、恋愛に憧れず、夢を追わない人種というのもいっぱいいるんだよ。だからマンガが映画=パラレルな世界になるわけだね。


 その上で、やはりNANAを読む時、誰かに感情移入して読むってことはないかもしれない。少なくとも、しえのようには。ハチが辛い時、もらい泣きすることがあっても、それは自分の身に重ねたり感情移入してるわけではなく、ほんとの意味でのもらい泣きだと思う。かわいそう、って思うというか。


 でも誰の意見に一番近いかというのは初期のころから確信を持ってました。しえは私が淳ちゃんぽいって書いてたけど、けっこう予想外だった(笑)。私は自分のまわりの人間(自分ではない人間)のすることをあんなふうに戒められない。そこまで自分の意見に自信も責任も持てないし、他人の身の上に対する意見っていうのは結果論でもあれば、また多分に確率的だと思うのね。そして確率的でなく言える事は意見ではなく、他人の身の上に対する感想でしかないし、確信を持って語れることは、自分の信念でしかないと思うから。他人にこうしろということではなく、自分はこうする、という。


 やたらめったら前置きが長かったけど、意見が合うな、と思うのは京介。ハチの危なっかしい人生を戒めるでもなく、でもつきあってる(笑)。お金も貸すし(実際には淳ちゃんに米にさせられたけど)、ハチ未婚の母の危機には「花嫁姿が見たかった」だし、浮気をしないのは「失うのが怖いから」。男の気持ちも女の気持ちもなんとなくだけど分かる。私も臆病だから、気持ちとしては浮気心とか好奇心があっても、失うのが怖いからできない。修復不可能な可能性を少しでも見たらそれ以上先に進めない。友人達のはちゃめちゃっぷりも(しえ含め)悲惨な事態も、普通に見てるし(分析は言うけど)。別にいい加減にしろとか全然思わないし。京介もそういう面あるんじゃないかなって、マンガの人物なのに勝手に推測しますが、自分にない不安定さって愛すべきものがあるんだろうな。でも恋人は自分と同じ価値観を共有できるタイプ。そんなところも私に通じるところがあるかな。


 だからけっこう似てると思うんだけど、男性キャラだから感情移入して読めないです。わりと脇役だし(笑)。


 と、いうことでNANAを読んでない方には訳分からなかったと思いますが、ご容赦ください。女の子では読んでない人がめったにいないくらい人気のあるマンガだけど、読んでない方はぜひ、読んでみてください。


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以上でした。どうもありがとう。
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私がKeiのことを淳ちゃんぽいとゆったのは、あくまでもなんというか
私の中の近いキャラ、であって、性格がああいうタイプではないなあというのは
思っていたのでした。あんなに人のこと叱らない(笑)。
もっと客観的に意見を言うタイプだしなあ、と。でも存在位置的には近いのね。
だからかな。


私がのめりこみすぎっていう話なのか…(笑)
まあちょっと漫画らしい展開だなって思うところは多いけど
心情的にはすごい感情移入するんだよね。
映画でもなんでも、すぐのめりこむタイプだからだと思うけど。


しかしまあ京介。渋いところにいくなあ。
言われてみれば、ああそうなのかなって思うけど、やっぱり男キャラには
当てはめ難いです。あたりまえか。
淡々としてるところは似てるよね。(笑)


やっぱり私は感情移入しすぎなんだろうなあ。
だって読んだだけですごいブルーになるし、本気で
NANAみたいな女の子が欲しいなあとか思うし。
なんだかんだいって夢見がちな女の子なんじゃないかなと、私。
今更ですけど。ドリーミー。やっぱりハチか。


それから、お誕生日おめでとう、Kei。
すてきな年になりますように。
はやいね。私たちが出会ったのは12歳の時だったよ。
私は11歳だったよね。もう10年以上も経ったんだなあ…