求めるM嬢

↑SM観点から見たらダメなM嬢(Mは与えられてこそM)。


私は、いちいち他人の目を気にしています。
こんなことを考えている私はきっと嫌われてしまうに違いない、とか。
私は人に嫌われるのが怖くて、
ここにも書けず、本当に暫く誰にも話すことが出来なかった。
今こうして書けるようになったのは開き直ったからで、
彼のことを好きで好きでしょうがないから
書けるようになった訳ではないのです。
恐らく、ここを読んでいる人はわたしのことを
一途だとか何だとか、とてもありがたいことを思ってくれている人も
いるだろうと思う(とても驕りだとは思うけれども)。
清廉潔白な私を想像している人もいるかもしれないですが。
いやいないか。


人と言うのは、特定の長所だとか、性格とか、特定のもの。
そこを好きになって、じゃあもしその部分が無くなれば
その人自体には価値がなくなるんじゃないかと
そんな不安要素が私の中にはあるのですが。
わかりやすい例を用いると、体とか。
私の体なんか別にたいしたことはないですが、
簡単にやれるかもしれないというメリットから見たら
やれなくなったら価値はない、みたいなことです。


つまるところ、手放しで、私のことを好きになってください、と。
私がどんな人間でも、私であるから好きなのだと、必要なのだと
そういう風に求められたいのです。
そんな風に求められる人間ではないことは解っていても。


私が人を手放しで好きになる、なりたいと思うのは
そういう理由があるのです。
デメリットなんか見えなくなるくらいに人を好きになりたい。